セサミンについて知りたい!

セサミンによる病気の予防・改善(腎炎)

ゴマに含まれているセサミンといえば、肝臓への効果が有名ですが、実は腎臓にも良い影響をもたらします。
腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿として排出する働きがあります。腎臓には、糸球体と呼ばれる毛細血管の塊のような組織がありますが、この糸球体に炎症が起きてしまう疾患を腎炎(糸球体腎炎)と呼びます。
では、セサミンのどのような働きが腎炎の予防に役立つのかご紹介します。

セサミンは腎炎の原因となる活性酸素を除去する働きがある

腎炎の原因の一つとして、活性酸素によって腎臓の細胞が極度に酸化し、炎症を起こしたことが考えられます。活性酸素は、人間が呼吸して酸素を取り込むことで自然と発生し、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃して取り除いてくれます。

しかし、お酒や食品添加物などを摂取すると、人間の体はそれらを異物や毒物だと認識し、排除しようとするため活性酸素が過剰に発生します。
活性酸素は攻撃性が非常に強いため、過剰に発生してしまうと健康な細胞まで酸化させてしまいます。
すると細胞のもつ機能も低下し、腎炎など様々な病気を引き起こすのです。

特に腎臓では、血液をろ過する際に大量の活性酸素が発生します。人の体内には、活性酸素を除去する働きを持つSODと呼ばれる酵素が存在しますが、このSODは40代を過ぎると大きく減少していくといわれています。
腎機能自体も加齢とともに低下していくので、活性酸素を十分に除去するために、セサミンといった抗酸化物質を積極的に摂取することが望ましいです。

セサミンは、摂取すると肝臓に血液を送っている門脈と呼ばれる静脈で吸収された後、肝臓に到達して強い抗酸化物質に変化します。
そこで強い抗酸化力を発揮し、肝臓だけでなく腎臓の活性酸素を除去することができます。
そして、腎臓の活性酸素をしっかり除去することで、腎臓の細胞の酸化と炎症を防ぎ、腎炎の予防にも繋がるのです。

セサミンで腎臓の機能を高めて腎炎を予防しよう

腎炎を予防するためには、腎臓の機能を高めることも大切です。
腎臓は、血液中の老廃物をろ過する働きをする際に、大量の活性酸素が発生してしまうため、抗酸化物質が加齢とともに減少してしまうと、腎臓の細胞が酸化し機能が低下してしまいます。

腎臓の機能が低下してしまうことで、腎臓の血液中の老廃物をろ過する働きが弱くなり、その結果血中に老廃物が増え、その老廃物をろ過するためにまた活性酸素が発生してしまいます。

セサミンの抗酸化作用は、腎臓の機能を高める効果にも期待できます。
セサミンは脂溶性の成分であるため、血液中で吸収されることなく、肝臓にてその強い抗酸化力を発揮することができます。
そして、その抗酸化力は肝臓に隣接する腎臓でも発揮され、負担となる活性酸素を除去して腎臓の機能を高めることができるのです。

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